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ダイエットと食事

こんにちは。あなたの今の悩みはなんですか?このページを開いてくださったということは、ダイエットで悩んでいるのでは?産後ダイエットに行き詰まっていますか?健康診断で何か言われましたか?何をしてもやせられない、もうどうしたらいいか分からないと落ち込んでいませんか?

わたしも、かつては、ダイエットを決意したら、まずは食事制限!そして筋トレやランニング!と鼻息荒くなってました。でも、食事を減らす毎日も苦手な運動も、結局は続かず、毎年毎年、子どもと海やプールに行く夢は叶わずに終わっていました。

なんで痩せないんだろ?その気持ちが次第に自分を否定していきました。わたしってダメな人間だわって。

しかし、闇雲に運動したり食事を制限したりするにではなく、計画を立ててできることをコツコツ積み重ねていったら、自分の好きな自分になることができました。

誰よりも美しく細く羨ましがられる身体である必要はありません。モデルのような体型にならなくても!20代の頃の体型にならなくても!あなた自身が納得できる身体を手に入れられれば、それだけであなたの心は軽くなりませんか?

目指すは、これでいいかも♪と思える身体。

さあ、心と身体を軽やかに、子どもと過ごす幸せな毎日を一緒に目指しましょう!

−−−もくじ−−−
1.なぜダイエットに食事が大切なのか?
2.運動するとむしろ太ってしまう理由
3.ダイエット効果をあげる基本の食事
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1.なぜダイエットに食事が必要なのか?

ダイエットには食事が大事。とは知っていても、その、なんで?まで知っている人は少ないかもしれませんね。

たとえば、ダイエットで脂肪を落したいとしますよね。その時、あなたはお肉の脂身や揚げ物を控え、さらに「絶対悪」とされるお米(ごはん)を食べないようにするかもしれません。たしかに、その方法でも体重は減ります。ずっと続けていけば、脂肪も減るかもしれません。しかし、あなたの身体は、それと同時に大事な筋肉も減ってしまうでしょう。筋肉が減った身体はお世辞にもステキなボディラインとは言い難く、30代、40代のあなたにとっては、極端な食事制限で得た身体は、ただ痩せただけの貧相なものになってしまう危険さえあります。

また、脂肪を減らすには、ビタミンB群やL-カルニチンといった栄養素が必要です。中には、体内生成できる量が少なく、食事で摂取が必要なものもあります。極端な食事制限を続けて体重を落しても、ある程度のところで長い長い停滞期を迎えてしまうのは、脂肪を燃やすために必要な栄養素が足りなくなってしまうことも一因なのです。

一番はじめにお話した通り、ダイエットは単純に体重を減らすことではありませんでしたよね。健康的な身体になるために必要な栄養を補うための食事を摂ることが本当のダイエットです。

もし、あなたが、体重が減ればそれでいい!ただやせたいの!と闇雲に食事を減らしていると、今度は身体だけでなく心の健康までも蝕んでしまうかもしれません。健康的な身体になるために必要な栄養素があります。それを日々の食事に取り入れていくことで、あなたの本当のダイエットは成功するのです。

 

2.運動するとむしろ太ってしまう理由

あなたも経験がありませんか?ダイエットするぞ!と意気込んで筋トレやウォーキングをしたり、一念発起してジムに通ってみたりしたものの、運動した安心感からついつい食べ過ぎてしまう…ということ。わたしは、そんな失敗が一度や二度ではありません。自慢ではありませんが…。運動していていつもよりカロリーを消費しているはずなのに、なぜわたしの体重は増えるのか?!自分で自分が恨めしくなってしまいますよね。これ、やっぱり運動重視のダイエットの落とし穴なんですよね。

また、これはまだまだ多くの人が誤解していることですが、脂肪を減らすためには「摂取カロリー<消費カロリー」という考え方もとても大事です。そのため、消費カロリーをあげるために運動を取り入れようとする人もたくさんいます。しかし、わたしたち普通の30代、40代の女性が家事や育児の合間に集中できる運動で消費できるカロリーというのは、わたしたちが思っている以上に少ないのです。

わたしは昔、家事労働の消費カロリー量を計算したことがあります。子どもの泣き声や子ども同士のケンカのイライラ、進まない家事でヘロヘロに疲れているはずなのに、台所仕事の消費カロリーは微々たるもの!身体にしてみれば、たた突っ立っている人と同じ扱いなんです。「心はこんなに疲弊しているのに、カロリーは消費しないのか…」と悲しくなりました。

それから、運動で疲弊した身体は、回復しようとして栄養を普段の3倍溜め込もうとします。ですから、運動を終えてから一番最初に何を食べるか!?もとても重要なんです。ハードな運動をした後でなくても、例えば、30分の散歩から帰ってきた後でも、それは注意をしましょう。栄養の吸収力が上がっているということは、いい栄養をその時補えば、それはダイエットの効果をアップさせることになります。反対にあまり吸収してほしくない栄養を入れてしまうと、そのまま蓄えられてしまうことになります。

運動をダイエットに取り入れるのは悪い事ではありませんし、むしろとてもいいことです。しかし、そのことに甘えて食べ過ぎてしまったり、間違えた食事を組み合わせてしまうと、運動効果は半減いやマイナスになってしまうのです。

わたしは自分の長年の失敗から、たくさんの人がこうして失敗を繰り返してしまうことを知っているので、ダイエットでは嫌いな運動はしない!というスタンスで指導させていただいてます。

 

3.ダイエット効果をあげる基本の食事

では、何を食べればいいの?!と思っていますよね。

でも、ちょっと聞いて欲しいことがあります。一番大事なことですから大きく書きます。それは…

魔法の食材はない!

ということ。これを食べればやせる!とか、これを飲むだけでやせる!という魔法のような食材はないということです。わたしたちは、できるだけ早く分かりやすい結果を求めるあまり、「簡単」や「速攻」という言葉を過信してしまい、つい飛びついてしまいがちです。でも、わたしたちの身体は外から見る以上に複雑で繊細で緻密です。糖質を完全にオフにして一見やせても、必ず反動がきます。サプリメントに頼り過ぎると、肌が荒れたり体調を崩したり、必ず身体がSOSを出します。

つまり、身体にいい食事こそ、長い目でみれば、余計な脂肪を落し、必要な筋肉を育て、健康なメンタルを保ち、70代、80代になっても長く健康でいられることにつながるのです。

じゃあ、身体にいい食事って?ということですが、わたしは「家庭の食事」に尽きると考えています。ごはんとみそ汁が基本になる食卓。魚と肉、豆腐などの大豆製品をメインに、旬の野菜を美味しく食べる。特別な日にはパンを食べたり洋食にしてもいいでしょう。でも、ダイエットのために1食抜いたり、プロテインにしたり、お米を食べなかったり。その食事、一生続けられますか?

まずは、1.ごはんとみそ汁の「一飯一汁」を揃えることからスタートしましょう。

ごはんは、白米よりも玄米、胚芽精米、雑穀米、麦飯など栄養を+αすることで、悪者だったただの糖質ではなくなります。

それから、みそ汁には、野菜やきのこをたっぷり入れて具沢山に。豆腐や卵、魚などのたんぱく質を入れると、これだけで栄養バランスのとれた食事の完成です。

次に、2.たんぱく質を十分に食べます。以前の記事にも書きましたが、肉、魚、豆腐などの大豆製品、乳製品を1品ずつ食べても、おそらくあなたの身体にはまだ不十分です。70kgの人は70g、60kgの人は60gのたんぱく質が必要です。筋トレなどで身体を大きくしたい場合はより多くのたんぱく質を必要とします。そして、何かひとつの食材に偏ることなく動物性も植物性も万遍なく食べることで、必要な栄養素を確保できます。コツとしては、炒め物、和え物などいろいろなものに少しのたんぱく質を足すこと。サラダにツナ缶を入れたり、蒸し鶏をきゅうりと和えたりすることで、野菜も摂ることができます。

そして、3.身体にいい油をとることも大事。油はダイエットの敵ではなくむしろ味方。多く摂りすぎると脂肪として蓄積してしまいますが、少なすぎてもダメです。便を出す、細胞をつくって新陳代謝を促す、脂質由来のホルモンをつくる、これらだけでも油(脂肪)は必要不可欠な栄養素なんです。とくに、40代を過ぎた女性にとっては、今後の更年期をどう過ごしていけるかにも関係していきます。この年代以降、必要以上に体脂肪が少なくなると、シワやたるみの原因にもなりますし、ホルモンバランスが崩れて更年期障害がひどくなる可能性もあるのです。脂質不足は、旬で脂ののった魚を食べる、亜麻仁油やエゴマ油などを毎朝の納豆に一回し加えるなど、少しの気遣いで回避できます。

4つ目は、4.野菜です。厚生労働省などは成人が一日に食べるべき野菜の量を350gとしています。一食にして120g程度。野菜大好きさんにとっては少し物足りなく、野菜を食べる習慣のない人にとっては結講難しい数字です。120gというのは、例えば大きなトマトだとたったの一個分。夏なら毎日食べれちゃう!という人もいるのでは?お客様には、手の平をお椀型にしてそれに入るくらいが1食分です、とお伝えしています。それ以外には、例えば、具沢山みそ汁+サラダ1皿でもだいたい同じくらい食べられます。コンビニランチになった時にはサラダと野菜ジュースを買うとか、夜はみそ汁とサラダ、酢の物、煮物などにするなど、時間帯や場面によって使い分けましょう。

最後にお伝えするのが、5.きのこや海藻、果物です。こうした脇役たちには、微量栄養素、つまりビタミンやミネラルが豊富。きのこのソテーをストックしておく、おにぎりに海苔を巻く、朝にバナナを必ず食べるなどやり方はいろいろです。わたしなら、きのこの海藻も全部みそ汁に入れちゃいます!楽だから(笑)果物はキウイやバナナ、グレイプフルーツだと季節を問わず食べられるものを多用しています。最近は、きゅうりとわかめの酢のものが好きで、娘も食べています。

 

 

わたしは、これまでファスティングやジム通い、置き換えスムージーダイエットなどたくさんの方法に挑戦しては挫折してきました。それは、結果が出た瞬間に我慢していた食欲が復活してくるから。そうした後の増えた体重はほとんどが脂肪。ダイエット開始前よりもぶよぶよの身体になりました。そういうのってすごく悔しいです。あんなに頑張ったのに、って。

だから、食事を我慢してのダイエットはしちゃダメです。

無理に食べることを我慢しなくいいんです。食べる事が好きな自分を否定しないでください。大好きなスイーツだって、時間や量、回数を決めれば食べられます。

つらいだけのダイエットはもうおしまい。一生続けられる食事方法を身につけて、心も身体も軽く楽しい人生を作っていきましょう!

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