その体調不良”かくれアレルギー”ではありませんか?
こんにちは。ダイエット、産後ダイエット、妊活ダイエット専門栄養コンサルタントの菊江です。
不思議なもので、妊娠出産を経験すると味覚が変化することがあります。
わたしの場合は「えび」がそう。お寿司でも蒸しエビは必ず食べるし、エビフライも大好物!しかしながら、長男を出産した10年ほど前、急に生のえびが食べられなくなってしまったのです。食べると喉の奥が痒くなり、唇が腫れました。病院でアレルギー検査をするも数値は出ず、数値では測れない「かくれ食物アレルギー」となったのです。
その後、長女、次男を出産し二人に卵アレルギーが判明してから、数値には現れないアレルギーもあること、今はそれもきちんと食物アレルギーと認識されていることを知りました。
また、小学校で給食の仕事をしていた時、児童のひとりが成長してからアレルギーがあったことが分かって除去食に移行したことも。その児童は昔からその食品を口に入れると気持ちが悪くて飲み込むことができなかったそうなのですが、家族には好き嫌いのひとつだと思われ叱られたりしていたそうです。
あなたもこれを食べるとなんとなく身体がかゆい、肌に湿疹が出る、便秘になったり下痢になったりということはありませんか?
女性に多い小麦と乳のアレルギー
ダイエットサポートの食事指導をしていると、小麦や乳製品をとると体調が悪いという女性が多くいることが分かってきました。そしてその多くが食べるとなんとなく具合悪いんだけど、大好きだから食べたくなる、という葛藤を抱えています。
小麦と乳製品を使った食べ物といえばケーキやクッキーなどの洋菓子、そしてグラタンやシチューなどのクリーム系の洋食です。女性なら大好きだよね!というものこそ、小麦と乳製品を多く使用したものなのです。ですから、どうしても摂取量が増えます。
わたしの知人の高校生の娘さんは、ニキビが酷く悩んでいたら実は乳と小麦のアレルギーだと判明したそうです。菓子パンやクリーム系のパスタ、ピザなどが大好物だそうで、食べるものがないと困っている様子でした。
アレルギーはアレルゲンとなるタンパク質が体内で満杯になると症状を発症します。ですから、いくら大好きなものでも、毎日、大量に食べ続けていれば、成人してから発症することも珍しくないのです。
アレルギーとダイエット
アレルギー反応が出ると体の中では炎症が起きます。体は第一にその炎症を抑えるために活動するので、エネルギーを消費したり抗ストレスホルモンを分泌するためにたくさんの栄養素を使ったりと忙しくなります。すると、筋肉を残して脂肪だけ減らしたい!キレイなくびれも欲しいし肌もツヤツヤになりたい!というあなたのダイエットのために代謝を回すことが後回しになってしまうのです。
いくら食事を整えても、たくさん運動をしても理想的なダイエットができません。
大切なのは、食事の違和感を放置しないこと、これ食べるとなんか変だなという感覚を大事にすることです。それは、あなたの大好物かもしれないし、食べないと困るものかもしれません。しかし、ほんの少しのがまんと工夫でかわいそうな体を救ってあげることができるかもしれないのです。
からだを癒せば自然とやせる
わたしは常々「からだを癒せば自然とやせる」とお伝えしてきました。それは、からだに負担のある食事量や食事方法、食材を減らしていければ、自然と適正カロリーに収まって健康体重になれるからです。からだに違和感があるにも関わらず、好きだからとクリームやチーズ、パスタやパンを食べていてはからだに優しくできているとは言えませんよね。優しくしてくれない人に優しくできないように、からだも労ってくれない人には応えてあげたいと思わないのです。それが失敗ダイエットの原因のひとつなんです。心当たりありませんか?
あなたのからだが本当は何をしてほしいのか、何を欲しがっているのかからだと正直に向き合ってみてくださいね。ダイエットはそれからです。
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