今日の【Q&A】は、「子育てしながらのダイエットが難しい。どうすれば？」について考えていきましょう。

子育て中のダイエットって本当に難しいですよね。子どもの食事やおやつの準備はどうしても必要になってしまうわけで、独身の頃のように食事を抜かしたり、好きな時間に食べたり、そういうことってなかなかできません。で、目の前に美味しいおやつがあるとどうしても食べたくなってしまう、というのも人間の性。今日は甘いものをやめておこう、今日こそは！と思っても誘惑に負けてしまうのは、子育て中なら特に仕方のないことかもしません。

わたしの場合はどうしているか、というと、家族の食事を自分に合わせてしまう、というやり方をしています。

朝食はわたしはご飯、みそ汁、タンパク質などたくさん食べます。夫はパン食なので、タンパク質（例えば目玉焼き、スクランブルエッグ、ヨーグルト、チーズなど）は合わせて出します。子どもたちは朝が早くて短い（食べるのが遅い）ので、すんなり食べられるもの＋タンパク質（牛乳、ヨーグルト）、フルーツなど好きなものを出して栄養バランスの帳尻を合わせます。

昼食は各自。子どもたちは給食があるので、とてもありがたいです。わたしはその時々で形態はバラバラですが、うどんだけ、ラーメンだけ、そばだけなど「糖質だけ」の食事にならないように気をつけます。この時、重宝するのが、インスタントスープやチルド食品、缶詰です。フリーズドライの野菜スープ、みそ汁などは今は結構種類も豊富で添加物も少なめのものが多いですね。それから肉ならコンビニのハンバーグやサラダチキン、魚ならツナ缶やサバ水煮缶がやはり役立ちます。最近好きなのは、コンビニで種類が増えてきた「サラダ＋タンパク質」の商品ですね。家で食べる時は、そこにトマトやきゅうりなど切るだけの野菜を足してカスタマイズします。

そして、食事改善で一番大事なのは、夕方から夜の時間帯の食事ですね。午後は活動量が増えるので、どうしても夕方の食事前にお腹がすいてしまうということはないでしょうか？その時の「補食」が翌日の体重変化を左右するといっても過言ではありませんので、よく覚えておきましょう。食事前にお腹がすいた時、手が伸びがちな甘いものはやはりNG。何を食べたらいいのか、というと第一に「タンパク質」、次に「脂質」です。水は常時必要なのであえて言及はしません。

先日、子どもの用事で午後が忙しく、しっかりお昼を食べたのに、午後すごくお腹がすいてしまったことがありました。その時食べたものは、きな粉とエゴマ油を入れたプレーンヨーグルトとミックスナッツ（チーズ入り）です。カロリー換算では結構多いですが、糖質が少なく済むのがポイントです。血糖値を上げないので空腹時の血糖値スパイクも防げ、つらい空腹感も完全に紛らわせることができます。ある程度の「栄養」をここで入れて大丈夫なのです。また、ここでタンパク質と脂質を摂ることによって夕食の過食を防ぎます。

夕食は習慣からどうしてもカロリーが高くなりがちですね。お酒を飲むのが定番という方もいるでしょう。食事内容としては、夕食も家族と同じもので構いません。ご飯、みそ汁（野菜もきのこも海藻も大豆製品もたっぷり！）、主菜、副菜。これだけで十分ですが、どうしても子ども向けに味付けが濃くなったり、揚げ物中心になってしまう場合は、栄養バランスを引き算ではなく足し算で解決します。例えば、甘辛い鶏の照り焼きなら皮を除いてカロリーを減らし、大根おろしを添えて消化を助けます。トンカツなら脂身を避けキャベツをベースにしたサラダを付け合わせ。むくみや全身の倦怠感が気になる人は、塩分を排出するカリウム多めの海藻サラダを一皿加えてもいいでしょう。これで、家族と同じものを食べてダイエットできます。

 

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今日の【Q&A】「子育てしながらのダイエットが難しい。どうすれば？」はいかがだったでしょうか？

おやつも食事も、あなたのダイエットメニューと家族のものを厳密に分ける必要はないのです。おやつは量と質を選べば同じように楽しめますし、時間や内容を意識すれば誕生日のケーキだって大丈夫。子どもがいるから…と子ども中心の食卓にするのではなく、大人の健康と子どもの健康両方を叶える食卓は必ず作れます。今のままじゃいつまで経ってもダイエットできない…と諦める前に、今の食事の問題点を理解したうえで、足し算の栄養補給をしていけば、子育て中のダイエットも可能なんです＾＾

とはいえ、子育て中のダイエットや食事改善は家族の協力と理解が絶対に必要。子どもがもう大きいなら理由を説明したり、夫にも手伝ってもらったり、あなたの健康が家族の幸せにつながっていることを家族でしっかり共有していくことこそ成功のカギになります！頑張って！

 

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