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お客様Q&A

【Q&A】vol.2 もしかして糖質依存?抜け出す方法を教えてください。

今日の【Q&A】は「もしかして糖質依存?抜け出す方法を教えてください。」についてです。

まずはあなたが糖質依存症なのかチェックしていきましょう。
・食後のおやつが欠かせない
・食後にミルクティなどミルクを足したドリンクが至福
・カフェでは必ずケーキを追加する
・甘いお菓子を常備している
・おやつを我慢するより食事を我慢した方がマシだと思う
・自宅や職場でおやつタイムの誘いを断れない

以上で3つ以上の症状に当てまはれば糖質依存症の可能性があります。全部当てはまるよ!という人もいるのでは?

実を言うと、わたしも以前は本当に全部当てはまっていました。一番体調が優れなかった10代後半の頃、あんこたっぷりのお団子3本がわたしの夕食だったんです(笑)生理痛もひどく、ニキビにも悩んでいました。便秘も1週間出ないことこともよくあり、薬に頼る日々。大学生の頃です。よくおならも出ていましたね。それもとてもクサい。だから人と一緒にいるのが苦手でした。

今思えば生活がめちゃくちゃなんですよね。食事はこうだし、睡眠も少ない。1日3−4時間で十分だと思っていました。そんな生活をしながらも、周囲のかわいい同級生を羨ましいなと思ってみたりね。

原因のひとつが糖質依存だったと今なら分かります。

 

ひとつ、お客様の事例もご紹介します。

ある30代前半の女性がダイエットのご相談にいらっしゃいました。仕事に大きなストレスを感じていて、仕事終わりにコンビニでスナックを買って車で食べることをやめられないというのです。体重は標準体重の範囲内でしたが、体脂肪が30%を超えていて隠れ肥満状態でした。お話しを伺うとスナックだけではありません。食後のスイーツを週に何度も食べる習慣が無意識についているようです。その方は言います。「ご飯を食べて間食(スナックや甘いもの)を減らすより、同じカロリーならご飯を減らしておやつを食べたいです」と。

これは、糖質依存症の考え方です。食事が栄養補給ではなく、単なるお腹を満たす手段になってしまっています。それならば、好きなものだけを食べていたい、そういう気持ちの表れです。確かに、ストレスを抱えた生活はつらいものです。食事で解消したい気持ちも分かります。ただ、塩分を欲しがる、糖質を欲しがる、硬いものを欲しがるなどは、栄養不足特にミネラルの不足によって引き起こされる衝動でもあります。加工食品はただでさえ、ミネラルの吸収を阻害する成分が入っているので、栄養不足になりやすく、そもそもの食事に大切にしないとなると、悪循環に陥ってしまうのです。

 

では、どうすれば糖質依存症から抜け出すことができるでしょうか。

一番危険で、実は一番やってしまいがちなのが、糖質制限の食事に切り替えることです。最も効率的で効果的そうに見えるのに、どうして危険なのか分かりますか?

それはリバウンドです。

糖質依存だから糖質を遮断する。これは一見とても合理的に思えますが、今まで過剰にあったものを力でねじ伏せて排除してしまうのでは、我慢に限界がきた時の反動が大きすぎるのです。多くの場合は、ダイエット目的で糖質を排除した食事に切り替えて減量しても、普通食に戻したとたんダイエット前よりも体重が増えてしまうリバウンドを起こしてしまいます。

それを回避するには、糖質を少しずつ減らしていくことが大切なんです。少しずつとは?と疑問が湧きますよね。

例えば、今まで食事でお米を全く食べず、お腹が空いたらお菓子、スナック、ミルク入りのドリンクを選択していた場合、食事でお米を食べることでお菓子を減らすことができる場合は多いです。初めはひと口から。しまっておいたお茶碗を食卓に用意して炊いたお米をひと口分装ってください。食事の最後にお米を口にして食事は終了。少しずつ量を増やし、50gくらい食べられるようになる頃には、食後の甘いものを我慢できるようになってくるはずです。

ポイントは少しずつ進めていくこと。長年身についたの習慣は簡単には治せないもの。半年を目処に甘いものやスナックを減らしていけば、糖質依存を抜け出す出口が見えてくるはずです。

さて、糖質依存を解消するとあなたの生活はどうなるでしょうか?

まず疲れにくくなります。夜泥のように眠ってしまって、慌てて夜中や朝に家事をやらなくてもよくなると気持ちに余裕が出てくるものです。それから、イライラも減ります。主に漂白された白砂糖に依存している糖質依存は、脳を疲れさせます。なので、糖が足りなくなると脳が早く糖を身体に入れろ!と催促して怒るのです。これがなくなるだけでも育児は格段に楽になりますよね。また、活動量が増えればそれだけ体重の増加も落ち着きます。食事も野菜やタンパク質を増やして改善していけば減量もできます。もちろん10代20代のような「やせ」じゃなく、わたしたちアラフォー以降の世代は健康的な標準体重を目指しますよね!

糖質依存は放っておくと、脳血管疾患など怖い病気の原因にもなり、病気にならずとも老化を早めて肌のくすみ、シワなどを増やします。子どもがまだ小さく、若いお母さんたちと一緒になる機会も多いですよね。食事は自分のためだけでなく、子どものためにも「今」変えていく必要があるんです。今日が人生で一番若いのだから。

 

☆糖質依存症へのご相談などは問い合わせフォームから。

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