【Q&A】vol.4 高齢出産で身体がツラい。回復させるにはどうすれば?
きょうのQ&Aは「高齢出産で身体がツラい。回復させるにはどうすれば?」についてです。
わたしも3人目は36歳での出産でした。友人はもうすぐ37歳での出産を控えています。最近では30代後半から40代前半に出産する人も多くなってきましたよね。初産という人も少なくありませんね。あなたも妊娠が分かった時にはすごく幸せな気持ちになったと思います。…でも、出産後がこんなに大変だったとは!と思っているのではないですか?
アラフォーと言われる40歳前後、体力はガクンと落ちていきます。どんなに鍛えていても20代の体力と40代の体力は違いますし、何より身体の回復力に大きな違いが出てくるでしょう。
わたしも経験がありますが、20代の出産はあっという間に体型も戻り、夜間授乳も難なくこなせ、赤ちゃんはただただ可愛いだけでした。でも、30歳をすぎて出産した長女の時は、夜、目を開けることすら困難。どんどん意識が遠のいて、気がついたら子どもがおっぱいに張り付いていたりしました。
この差がなんだったか。
30代の出産、つまり長女出産時のわたしは栄養不足状態だったのだ、と今ならよく分かります。
子どもを産むと、母体からは大体半分の栄養が失われると言われています。しかし、日々の忙しさで食事は疎かに、仕事復帰や家庭のことでストレスも増え続けていく。時間に追われストレスフルになる出産前後では、そもそも身体に栄養が蓄えられていきません。そこに追い討ちをかけてくる、痩せ信仰の根深さ。早く元の身体に戻さないと、と焦ってダイエットをしてしまい、食事を抜き、筋トレに励んではいませんか?
わたしたちの身体も精神も食べ物から得られる栄養素でコントロールされているのです。出産によりスカスカになったあなたの身体に産後たくさんの栄養素を補充せず放置していたら、体力も気力も回復するはずがありませんよね。
産後、早く体重を戻したい、仕事復帰もあるのに今の身体が受け入れられない、と焦る気持ちは分かります。わたしもそうだったからです。少しでもキレイなママ、妻でいたいと思う気持ちも素直なものでしょう。
それでも!
今あなたがすべきことは「食べること」です。
ごはんも肉も魚も野菜も食べる。いろいろな食材を満遍なく食べて体力を回復させて初めてあなたの産後の生活はスタートなんです。
もし、あなたが今、高齢出産後の身体がツラくて、回復が遅いなと感じているなら、次のことをやってみましょう。
・ごはんを食べる
・肉と魚と納豆を食べる
・おやつにナッツとさつまいもを食べる
・温かい水(白湯)を飲む
・疲れたら目を瞑る
子どもが泣いたりしてゆっくりできないこともありますよね。泣き声に耳を塞ぎたくなる時だってありますよ。SOSを出せる人はいますか?頼れるものはなんでも頼っていきましょうね。今この瞬間、たくさんのママが同じ気持ちで頑張って赤ちゃんの命を守っています。あなたはひとりじゃないし、命を守っているだけで大成功です。
菓子パンやレトルト、うどんだけなどの炭水化物オンリーな食事を続けているのなら、まずは一食をおにぎりとインスタントみそ汁に変えてみましょう。次はおにぎりに鮭フレークを入れて、みそ汁にはフリーズドライの野菜を投入。これだけでバランスが変わってきます。余裕が出たら食後にヨーグルトでも食べてみましょうか?バナナを切って入れればよりgood!です^^
食事を変えれば心が落ち着いてきます。穏やかな気持ちは赤ちゃんに伝わって泣き声も少なくなるかもしれません。
今日も一日一緒に生きよう。それでいいと思うのです。頑張ってね。
☆高齢出産後の身体や食事でお悩みの方はぜひご相談ください。問い合わせフォームから。