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【Q&A】vol.5 産後の生理(月経)がツラい。改善する3つの食材

今回の【Q&A】は「産後の生理(月経)がツラい。改善する3つの食材」です。

産後の生理(月経)で悩んでいる人多いですよね。妊娠中や授乳中は生理がなくて快適だったのに、再開すると妊娠前よりも生理痛が重くなったり、子育てに追われてナプキンを思ったように換えられなくてストレス!なんてことありませんか?妊娠前はなかったPMSやPMDDという症状に悩まされていてツラい思いをしている人もいると思います。

産後の生理は個人差が大きいですが、妊娠前より生理がツラい…実はわたしもそのひとりでした。10代20代の頃ももちろん不快感や生理痛はありましたが、寝込むほどではありませんでした。しかし、出産後は生理が始まってすぐ一晩ですが育児も家事も放り投げて寝込んでしまうことが増えました。それも毎月。いつもいつも「生理はツラいもの・嫌なもの」だと思っていたんですね。

でも、今は生理痛がほとんどありません。むしろデトックスできる生理の期間が楽しみでさえあります。

今日は”ツラい”が当たり前になっている生理・月経を少しでも楽にするために食べて欲しい食材を3つご紹介します。

 

1.豆乳
生理・月経はご存知の通り女性ホルモンの変化によって起こります。女性ホルモンは加齢やストレス、自立神経の乱れなどで分泌量に変化が出ます。大豆に含まれるイソフラボンはその女性ホルモンと似たような働きをしますので、豆腐、納豆、豆乳などは女性ホルモンを補う働きをしてくれます。中でも豆乳はコンビニでも売っていて持ち運びもできる、簡単に口にできるので子育て中の40代ママにもオススメなんです。

ただし、近年、イソフラボンを有効利用できる人が3人に1人ということが分かってきました。もし、あなたが大豆製品を食べてもあまり効果を実感できないようなら「エクオール」という成分を摂ることを視野に入れてみて。イソフラボンはそのまま女性ホルモン様の働きをするわけではなく、最終的にエクオールという成分を生成して身体に作用するのですね。なので、そういう方は直接エクオールを摂取する方法も検討してみてね。

 

2.ごはん(お米)
生理前はいつもより食欲が増したり甘いものが食べたくなりませんか。わたしは甘いものが大好きなのでコンビニでスイーツを選び出したら、そろそろ生理が始まるのかなと思うようにしています。スイーツに大量に含まれる砂糖や小麦粉は精製されている食品で、その過程でビタミンやミネラルが削ぎ落とされている食品です。一般的に中毒性があると言われますが、実感がある人も多いのでは?食べても食べてもまた食べたい!そう思わせてしまうのが砂糖や小麦の怖いところです。美味しいですからね…

砂糖や小麦は、中毒性だけでなく体を冷やす働きもあります。生理の時に子宮が血液を出すために収縮しますが、体の内部が冷えていると子宮が固くなってしまうんですね。すると収縮の時に力が必要になって痛みが増してしまうんです。硬い皮をぎゅうぎゅう潰すより、柔らかいコットン素材をふんわり潰す方が力がかかりませんよね?そんな感じで体の冷えが結果として生理痛を重くしてしまうんです。

そこで食べて欲しいのがごはん(お米)です。お米を主食にする和食を習慣づけることで、砂糖や小麦の摂取量を減らしていくことができます。ごはんもできれば玄米や胚芽精米をオススメしますが、パンとコーヒーの朝食よりも、白米であってもおにぎりとみそ汁の朝食の方が体が温まります。

 

3.白湯
ある掲示板で更年期障害が重く、体が痛いという投稿を目にしました。その方は毎日のアイスコーヒー(冬でも!)が日課だそうで、それでは体が冷えてしまっても仕方がないな、と思ってしまいます。コーヒーや紅茶などに含まれるカフェインは利尿作用があるので体温を下げます。水分を体外に排出するので水分不足にもなってしまうんですね。

白湯は何も混じっていない温かい水(お湯)なので、細胞に浸透しやすく、また冷たい水ではないので体の中も冷やしません。アーユルベーダではやかんのお湯を10分程度蓋を開けて沸騰させるという手間をかけるそうですが、こだわらない場合(わたしもそうです)には、コップやマグカップに水を入れて電子レンジで温めるだけでも大丈夫。

これから夏に向けてどうしても冷たいのみものを欲しくなってしまうかもしれませんが、女性はとくに体を冷やさないことを意識していくといいですね。

 

 

生理痛(月経痛)のお悩みをお伺いするとき、体を温めたり大豆製品を摂ったりしてます!というお声をよく伺います。しかし、よくよく伺うと、そんな生活もPMSが始まってから念入りにやる方がとても多いです。そして生理痛や体調不良が終わると、冷たい飲み物をガブ飲みしたり、お風呂をシャワーだけで済ませたり、小麦中心の食事と甘いスイーツを毎日食べたりと全く体を労ることをしなくなる人が増えていきます。それでは、次の生理がツラくて当たり前です。

わたしたちの体は日々老化していきます。ストレスや寝不足、糖質依存の食習慣などで老化はどんどん進んでいくでしょう。どんな人生を送りたいか、子どもとどんな時間を過ごしていきたいか、老後夫と2人になった時どんなことをしていたいか、それを考えた時、今好きなのもばかりを食べる生活が将来どんな未来につながっているのか、考えてみてください。

まだ小さいお子さんがせめて成人するまで、わたしたち親はやはり心も体も健康でいてあげなくちゃいけない、そう思うのです。

 


 

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